アーユルヴェーダを患者さんに@福井赤十字病院

今日はアーユルヴェーダの神様と言われている、ダンヴァンタリ神生誕祭。
インドのカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所、ドクター・ジャガディッシュから、早速連絡がありました。有り難い。笑

毎週火曜は、福井赤十字病院で勤務。午前中の外来化学療法室と、午後の「おもいでなサロン」では、以前から患者さんの訴え・症状に合わせてアーユルヴェーダのアドバイスをさせていただいていました。たとえば、ゴマ油のマッサージや口内に含んでうがい(カヴァラ)など。今日は実物をプレゼントして、使い方も具体的にお教えしました。
付き添いでいらっしゃるご家族にも、ついでにアドバイス。笑
この寒さで関節痛が辛いと言われた方や、不眠を訴える方、手足の冷えや筋緊張性頭痛の方など、症状は様々です。皆さん、嬉しそうにキュレーション後の太白ゴマ油をお持ち帰りくださいました。
看護師さんにも、口腔内ケアにゴマ油は、抗酸化作用で傷が治りやすいことから、市販の清拭用ローションよりも使いやすく痛みが少なく効果が高いことをお伝えすると、興味津々。
簡単に使えるこのようなアーユルヴェーダの知恵は、もっと医療現場にも取り入れられて良いと思っています。
ゴマ油のアドバイスだけではないですよ。笑
不安でよく眠れない、という方には、マントラの代わりに歌を口ずさむ、心地よい言葉を繰り返しつぶやく、などヨーガ的な処方もさせていただきました。なぜそれによって効果が得られるのかを科学的に説明すると、皆さん必ず興味を持ってくださいます。ヨーガやアーユルヴェーダを患者さんのケアに導入する時は、よりしっかりと説明をして、納得していただくことが重要です。

ダンヴァンタリ・ジャヤンティと呼ばれるアーユルヴェーダにとって記念すべきこの日に、病院内でアドバイスだけでなく実践をお伝え出来たことは、私にとっても記念すべき日になりました。
これからも、医療の現場で、だれでも安全に使えて、かつ優しさと癒しの効果を感じられるアーユルヴェーダとヨーガの知恵をお伝えしていきます。

10月28日・29日は福井のチャンドラで、アーユルヴェーダのカウンセリングも受けて頂けます。タイミングが合わない方は、個別にお問い合せください。
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