カイヴァリヤダーマ研修:プラーナーヤ-マ中級コース終了

11月5日から11月18日まで、インドのカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所にてティワリジから学ぶプラーナーヤ-マ中級コースに参加していました。
あっという間に2週間のコースが終了した感じです。今までで一番早く、かつ濃いコースだったかもしれません。

インドに来る前に感じていた身体と心の違和感やいろんなものが、今思い起こすと全て何も無かったかのように感じられています。

今回のコースでは、実践のテクニックで初めてティワリジから聞いたことがあったのも驚きでしたが、それ以上に実践に与える心理面の影響をとても強く実感しました。いかにマインドの状態が身体に影響を与えるか。粗雑なレベルだけではなく、微細なレベルにおいてまで・・・。
それを取り除くために一番効果的だったのは、間違いなく信頼出来る師の存在でした。全てを素直に相談出来、かつ心から信頼出来る師がそばにいるということは、自分が「問題」として作り上げていたことを、こんなにもたやすく溶かしてくれるのかと実感しています。
そして、そのやりとりの中から、ヨーガの根本であるヤマとニヤマをもう一度教えて頂き、人としてどう在るか、について個人的にティワリジとお話を何度もさせて頂く機会を頂きました。
ティワリジだけでなく、スワミジ、他の先生方、スタッフ、全ての人が温かくサポートしてくださいました。本当に有り難いことです。

コースの内容で一番印象に残ったのは、クリヤです。
今回は毎日、夕方の実践でトラタクをしました。(トラタクとは、ロウソクの炎を見つめる浄化法)これに関して、ティワリジから興味深いことを学び、自分でも面白い体験をしました。

個人的に朝のクリヤも特にダウティ(上部消化管の浄化法)を毎日練習していました。コース中、風邪気味になったこともあり、身体的な必要性を感じての実践ではありましたが、明らかにメンタル面での効果を感じ、興味深かったです。
来月に参加する上級コースでは、クリヤの実践的理解をもっと深めようと思っています。

学んだことが、いろいろなキーワードとして頭の中に浮かんでいますが、それについては知りたいと思ってくださる方々に直接お目にかかったときにお伝えしたいと思っています。
信頼関係には、敬意が欠かせません。ティワリジも常におっしゃることです。学ぶ時には、その二つがなければ成り立たないと言うことも再確認出来ました。

今回驚いたことの一つが、カイヴァリヤダーマの変化です。目を見張るものがありました。
施設の物質的な面だけでなく、人の質も素晴らしく向上しています。
ティワリジはもちろんのこと、素晴らしい先生方がさらに進化していらっしゃいました。日本に紹介したい優秀な先生方が沢山いらっしゃる・・・。宝の山のようです。笑

来年3月のインドでのコースの内容も、詳細が決まりつつあります。
瞑想リトリートは、実践とレクチャーの内容がほぼ決まりました。12月上旬には追加情報のご案内をさせて頂く予定です。
ティワリジから学ぶプラーナーヤ-マコースは、こちらからのリクエストで、とってもスペシャルなコースになりそうです。12月中には追加情報としてご案内出来ると思います。今しばらくお待ちください。
それにしても、素晴らしい先生の伝える熱意に突き動かされて、もしかしたら無謀な挑戦をしようとしているのかもしれない私です。ただ一つ言えるのは、インドの古典的なヨーガを熱く伝えている優秀な先生のエネルギーを感じもらいたいということ。そして、私がその先生方から感じている、ヨーガはどこまでも温かく深く喜びを感じさせてくれるものであるということを皆さんにも感じて頂きたいということ。
そのために、イバラの道をまた自ら選んでいるようですが、頑張ろうと思います。笑
インドコースに参加される皆様、どうぞ楽しみにしていてください。
(インドでのプラーナーヤ-マコースに参加ご希望の方で、集中講座をまだ受けていらっしゃらない方は、年末年始の福井での講座に是非ご参加ください。)

さて11月22日から、ムンバイでヴィッパッサナ瞑想リトリートに入ります。12月3日のプラーナーヤ-マ上級コース開始の日まで、ちょうど良いタイミングで参加出来ることになりました。
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(おまけ)中国でのヨーガの勢いも感じました。中級コースは16名の小グループだったのですが(ラッキーでした)、その半分が中国からの参加者。今、ボーガル先生の瞑想リトリートが始まっていますが、46名中半分以上が中国からの参加者です。
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Group photo @ Tiwariji home

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