7月28日(日)第2回パンチャカルマ研究会 in 大阪

By 2019-05-23 Ayurveda, Blog No Comments

7月28日(日)に大阪で、アーユルヴェーダの研究会を開催致します。

 今回は、現代医学界とアーユルヴェーダ医学界からそれぞれお一人ずつ医師をお招きして、日本人の特性を考慮したアーユルヴェーダについて学び考えていきます。
 今年と来年の日本アーユルヴェーダ学会研究総会のリーダーであるお二人の先生方から直接学び、ディスカッション出来る貴重な機会です。アーユルヴェーダを深く学びたい方は勿論、ご自分やご家族の健康維持・増進のために、これからアーユルヴェーダを学んでみたい初めての方も歓迎致します。

 是非皆様のご参加をお待ちしております。

講演① 田澤賢次先生(富山医科薬科大学名誉教授)

現代医学の外科医であり、アーユルヴェーダ外科治療のクシャ-ラ・スートラを日本で普及させた第1人者。2020年10月2日~4日大阪開催:第42回日本アーユルヴェーダ学会総会大阪大会の大会長。

「腸と腸内細菌の働きと日本人の食生活の基本」

13時5分~13時55分 
日本人の体質は、天武天皇の発令(675年)になる勅(みことのり)「殺生禁断・肉食禁忌」が解禁されたのが明治5年(1872年)で、1200年の間、穀物、野菜、魚介中心の食生活であった歴史を有する。その結果肉食中心の欧米人の大腸が1.0mなのに、日本人は1.5mと長くなった。この日本人の腸内環境を作っている腸内細菌叢についても述べてみたい。
*石塚左玄(初めて「食育」という言葉を使った日本人医師)のお話も出てくるようです。日本の伝統的な食事とアーユルヴェーダに興味がある方は、必聴です!

講演② 及川史歩先生(日本アーユルヴェーダ・スクール 副校長、ハタイクリニック専属 アーユルヴェーダ医)

インド国立グジャラート・アーユルヴェーダ大学医師過程卒業。同大学院パンチャカルマ科修士課程卒業。2019年10月12日~14日開催:第41回日本アーユルヴェーダ学会東京研究総会の副大会長。

「グジャラート・アーユルヴェーダ大学院病院、パンチャカルマ科での臨床の様子」

14時5分~14時45分 
2015年から2018年まで3年間所属した国立アーユルヴェーダ大学院附属病院におけるパンチャカルマ療法の実際についてスライドでご紹介します。デトックスとして認知されつつあるパンチャカルマ療法で実際に体から取り除かれているものとは何かについて、一緒に考察していきたいと思っています。

講演③ 及川史歩先生
「日本でのパンチャカルマ普及の可能性と課題について」

14時55分~15時35分 
ハタイクリニックにて行っている日常の中のパンチャカルマと、滞在型パンチャカルマの様子をご報告します。アーユルヴェーダでは、患者さんの生理機能をうまく利用することによって身体の浄化、または症状の緩和を進めていく治療法ですので、一人一人の食事生活、プラクリティ(体質)を熟考し、治療方針を決めていきます。一時的に無理を押して変化を起こすのではなく、継続可能な生活の変容を目指した治療を心掛けることが日本でアーユルヴェーダを日本人に施していくためにはとても大事なことであると考えています。具体的に、どのようにしてインドで学んだアーユルヴェーダを日本で行っているのかについて、ご紹介します。

【開催日】2019年7月28日(日) 13時~16時20分
【会場】フリースペース・類(西中島南方駅北口出てすぐ。ドトール2階) 06-6305-2222

【スケジュール】
12時半 開場
13時~13時5分 開会挨拶(代表世話人:齊藤素子)
13時5分~13時55分 講演① 田澤賢次先生(富山医科薬科大学名誉教授)
14時5分~14時45分 講演② 及川史歩先生(日本アーユルヴェーダ・スクール 副校長、ハタイクリニック専属 アーユルヴェーダ医)
14時55分~15時35分 講演③ 及川史歩先生
15時45分~16時15分 ディスカッション
16時15分~16時20分 閉会の挨拶(大阪アーユルヴェーダ研究所所長イナムラ・ヒロエ・シャルマ)

【参加費】事前お振り込み価格
会員価格3,000円(税込)
会員外価格4,000円(税込)研究会当日にパンチャカルマ研究会への入会お申し込みをされる場合は、年会費1,000円は無料とさせて頂きますが、別途入会金3,000円が必要です。ご了承下さい。(会員の方には、年1回の会誌をお送り致します。)
当日参加の場合:一律5000円(税込)

【申込方法】事前参加お申し込み締め切り:7月21日(日)正午まで
チラシ裏面の申込書をご記入の上、FAXまたはメールで下記までお送り下さい。折り返し、振込先をメールでご連絡いたします。
注)申込区分の「会員」とはパンチャカルマ研究会の会員を意味します。日本アーユルヴェーダ学会会員ではございませんのでご了承下さい。

お申込書

チラシはこちらからご覧下さい。
(第2回研究会)