10月28日のバスティセミナー2日目は、医療従事者対象の実践セミナーでした。
定員+スペシャルな参加者をお迎えしての3時間のセミナーは、本当に充実していて通訳冥利に尽きました。
実は、この日のために、バスティ(浣腸療法)を受けるモデルさんに、前日のセミナー終了後、会場を移動して準備をしていました。行ったのは、背部と腰から下のアビャンガ(オイルマッサージ)とパトラ・ピンダ・スウェダナ(ハーブボールを用いた発汗法)、そしてアヌワーサナ・バスティ(油剤浣腸)。
その上でのセミナー2日目でした。
スウェダナ(発汗法)を行うためのヨモギを用いたハーブボールの作り方から始め、途中でアビャンガをスタート。
ピンダ・スウェダナをしながらニルーハ・バスティ(煎液浣腸)の薬剤作り。
そして、実際に注入。
排泄状況を確認して、質疑応答でセミナーを終えました。
沢山の質問と、丁寧で豊富な臨床経験に基づくドクターの答え。
素晴らしくレベルの高いセミナーだったと思います。
セミナー終了後も、最後にアヌワーサナ・バスティを行ってモデルさんの治療を終了しました。実践セミナーは、クラス以外での準備が結構沢山あり、スタッフである私たちも沢山学ぶことが出来たのは、有り難いことでした。
実は今回のセミナーは、11月5日に発足が決まっているパンチャカルマ研究会のプレイベントとして開催致しました。
医療としてのアーユルヴェーダを共に学び、日々の生活にアーユルヴェーダを活かしていくための窓口となれるよう、研究会の最初の土台作りを齊藤が担当させて頂くことになりました。
アーユルヴェーダ初心者ではありますが、今までの現代医学の医師としての経験とヨーガの経験を活かし、少しでも皆様のお役にたてるよう、頑張ります。どうぞ宜しくお願い致します。
研究会に興味がある方は、是非お気軽にお問い合せ下さい。