日常にヨーガを活かすヒント~5月7日イベントのご案内~

By 2022-05-03 Blog No Comments

“On the Mat, Off the Mat.”

ヨーガの実践者は、この言葉を聴いたことがある方も少なくないと思います。

日常に活かしてこそ ヨーガ
では、どうやって・・・?

「この答えがなんだか見えそう・・・」
私がそう思えたのは《マインドフルネス》と呼ばれる実践体系を知ったときでした。

私のヨーガの理解と実践に大きな影響を与えた
「Being with Dying 死にゆく人と共にあること」
それをコンパクトに実用的にまとめた
「GRACE 医療従事者の燃え尽き防止プログラム」

医療現場でヨーガをお伝えするとき
そして
私自身が他者だけでなく常に一緒にいる「自分」と向き合う時に
拠り所になっている実践体系です

そして今、それをお伝えするための実践的理解を深めることになっている(振り返ってみると・・・ですが)MBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師養成講座
現在、ゴールデンウィークのほぼ全てを費やしながら(笑)実際に8週間コースを教える直前のモジュールを受講中です

このモジュール終了直後の5月7日(土)に、GRACEをテーマにしたイベントで講師を担当させていただきます

対話でつむぐ ~マインドフルネス×身体心知×Compassion~

主催は一般社団法人 Foster Compassion. Lab
一緒にこの日、講師として理論編を担当してくださるのが
村川治彦先生(関西大学人間健康学部教授)です。
3回シリーズの最終回で扱うテーマは
「共感性疲労を防ぐ」
ご案内サイト・お申込みは→こちら

人との関わり合いの中で、困難を感じることは誰にでもあることだと思います。
その困難さに向き合う時
・自分の中で何が生じているのか
・それが自分にどのような影響を与えているのか
・相手に対して行動していること・していないことは、自動反応なのか対応なのか・・・
それに気づくための道具が、私にとってヨーガでした。
生かし切れていなかった道具に、命を吹き込んでくれたような感覚があったのがマインドフルネスでした・・・。

このイベントは
GRACEのことを知らない方でも大丈夫!
どなたでもご参加いただけます。

正解や不正解といったものはありません。
ご自分のことを知り、相手のことを知るための一つのご提案のような体験型のセッションです。

ヨーガの講座やクラスの中で、私からは なかなかお伝え出来ないようなことも
村川先生のレクチャーや
Foster Compassion. Labの皆様のサポートの中で
お伝え出来そうな予感がしています。
今朝、その準備ミーティングで確信しました!

5月7日当日は、10時スタート。
最初に15分ほど主催者の方から皆さんにお伝えしたいことや当日のご案内などがあった後、
12時まで、私がセッションを担当。
身体を動かすことで生じる身体感覚・心の動き・思考の変化についてガイドさせていただきます。
どんな内容になるかは、当日のお楽しみ。
参加してくださる方との、言葉と言葉以外での対話を通して引き出されていく予定です。
(引き出しに来てください!🙏)

お昼休みを挟んで13時頃から、GRACEのステップに沿って体験的なワークをしていただきます。
繰り返しますが、GRACEに関する知識や経験は不要です。
マインドフルに聴く・話すという実践では、午前中のボディーワークで経験したことを会話の中で応用する実践になります。
話す内容を理解することが目的ではなく、その経験によってどんなことが自分の中で生じてくるのか・相手の中に生じていることをどのように感じるのか、ということに気づきをむけていただく実践です。

これこそが、

“On the Mat, Off the Mat.”

日常生活にヨーガを活かす練習になっています。

話すことが苦手、という方も安心できる場を作ることを心がけていきますので、気になっている方がいらしたら、是非無理のない範囲で参加してみてください。

今まで医師としての臨床経験と、ヨーガと、それ以外の全てのことから学んできたことが私の中で統合されつつあることを感じています。
このタイミングで皆様と心からの対話が出来ることを、とても楽しみにしています。

5月7日(土)
オンラインではありますが、繋がりを感じられる場で皆さんをお迎えできるよう、心を込めて準備を進めて参ります。
是非、ご参加ください。

なお、イベント後に録画ビデオの提供はございません。
経験的な知識としてその時に必要なことを受け止めていただけたら幸いです。

イベントの詳細、お申込みは→こちら