P.Y.S II-46 Sthirasukhamasanam
“Steady and comfortable is Posture.”
今朝の練習では、自分の中心を感じることを意識して、AsanaとPranayamaの実践をしてみました。
肉体の感覚ではなく、その内側の感覚に集中するということは、
Asanaの実践では結構難しくて、
今まで、いかに身体の外側の感覚
伸びている、縮んでいる、気持ちが良い、詰まっている・・・などの、表面的な感覚に囚われていたか・・・ということがよく分かりました。
自分の練習は、アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガの実践をしているのですが、ヴィンヤサを崩さずにそれを感じようとすると、動きはさらにゆっくりになって、呼吸もそれに合わせて、かなり長めになります。
目も、どこかを「見ている」というつもりはなく、視線を合わせているだけなのですが、それにも拘わらず、目を開けている感覚が強いと、内側に意識が向きにくいことも感じました。だから、目のまばたきもスローになる・・・。
気持ちはいいのだけれど、その中で、どこにどう意識を向ければ、内側を感じられるのだろう・・・と、最初はマインドが中心を探して、慌ただしく動いていたように思います。
途中で、背骨のライン上のスペースに意識を持って行ったとき、
なんとなく、
「これが内側か?」
と思えるような感覚がありました。
解剖学的な背骨ではなく、それに沿ったエネルギーの流れ道のようなイメージ。
その時、スートラの「スティラスカンアーサナン」がフッと頭に下りてきて・・・。
自分の中心にスペースを感じられるとき、それは快適な状態で、滞ることのない流れが生じ・・・。
中心が広がるためには、しっかりと土台を感じることが必要で、それが安定性につながり・・・。
安定すれば、その反対に広がるスペースにさらに伸びを感じることが出来る・・・。
そんなイメージ。
スローな実践。
でもヴィンヤサなので、無駄な動きを省いて練習すれば、着実にシークエンスは進み、
案外、しっかりと練習出来ました。
火曜のセッション後に
深まった部分、変わらない部分、
いろんなところに微妙な変化があって、それを確かめたくて、次は?次は?とワクワクしながら進める練習は、楽しい~♪
プラーナーヤーマでは、昨日はあまり実感できなかった呼吸に伴う仙骨の動きが、ちょっと感じられたかな・・・。
一番変わったのは、アーサナとプラーナーヤーマの練習の間に入れるシャバーサナが、気持ちよすぎること・・・。完璧なリラクゼーションタイムとなっています。笑
移動から日常に戻って、ようやく自分のペースを取り戻した感じ。
スートラは、非常に実践的で、
実践者にとっては、とても明確な分かりやすいもの・・・。
ティワリジの言葉が、ほんの少し理解できつつあるように思います。
来年1月のインドでのコースで、ティワリジから直接スートラを学べると思うと、毎日の実践がとても重要なものに思えます。