“Hope for the best. Prepare for the worst.” 病院ヨーガクラス中止などについて

原因不明の新型肺炎として話題になり始めて2ヶ月。COVID-19による状況は、刻々と変化しております。
幸い、3月2日の時点で福井県内での発生は報告されていませんが、予断を許さない状態であることに変わりはありません。
各医療機関でも万が一に備え対応の準備に追われています。非常勤医師として病院内にいると情報が入ってきますので、職員皆様のご尽力には本当に頭が下がる思いです。

【病院ヨーガクラスについて】

3月の病院内でのヨーガクラスは、COVID-19対策の一つとして3月末まで中止となっております。
今後は、再開のタイミングをいつに設定するか、ということを院内の方針に従って検討していくことになりますが、先行きが見通せない状況ですので、ご案内までお待ち頂きますようお願い致します。

【チャンドラクラスについて】

3月開催予定のチャンドラスタジオでのクラスは、現時点で予定通り開催としております。ただし、状況に応じて急な変更もありえますので、以下の点についてご確認ください。
・ご参加頂く場合は、2日前までに必ず参加お申込をお願い致します。急な開催中止の場合は、前日までにこちらから連絡をさせて頂きます。
・当日、疲れを感じたり、身体の痛みや不調を感じたりした場合には、遠慮なくご連絡ください。キャンセル料などは一切頂きませんので、ご安心下さい。
・ヨーガマットは、アルコール入りのマットクリーナーで拭いて対応しておりますが、気になる方はご自分のマットをお持ち下さい。
・咳、くしゃみが出ている場合は、参加をお断りすることがあります。その場合は、参加費を返金させて頂きますので、ご理解とご協力をお願い致します。

【最後に】

カイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所のティワリジがよく仰る言葉があります。
“Hope for the best. Prepare for the worst.”
「最高のことを願いなさい。それと同時に、最悪なことに備えなさい」
不安や恐れは、ストレスを生み出します。それは、身体と心の緊張を引き起こし、痛みの閾値を上げたり身体の抵抗力を下げたりすることに繋がります。(注)
「楽観的でいなさい。不必要に心配するのではなく、最悪なことに対しては適切な準備を計画しなさい」とティワリジはおっしゃいます。

心静かに、身体をゆっくりと休めて、今の状況をマイナスと捉えるのではなくプラスに変換するために、今何が出来るか、ということに意識を向けていただけたらと思います。そして、私も含め、一人一人がお互いのことを思いやる気持ちで過ごすことが出来ますように。

この時期を穏やかな心で過ごし、心身だけでなく社会的にも清々しい春を迎えられることを心から願います。

(注)詳しくは、まもなく出版の本に書いていますので、どうぞお楽しみに。(出版日が決まり次第、ご案内させて頂きます。)
また、先日参加したExplain Painのセミナーでもそのことが詳しく分かりやすく説明されていました!
より科学的に知りたい方、疼痛管理に興味がある方は、11月に開催されるExplain Pain 第2回のセミナー参加をお勧めします。