大安禅寺さんに訪れた時、そのお庭に生えていた一本の立派な木。
中国から来ていたヴィヴィアンが、その木を見上げて、一言、
“Oh, this is a yoga tree!”
「これはヨーガの木!」
と…。
太い幹から沢山の枝が放射状に伸び出していて、
最近のヨーガの流派乱立を象徴しているようだ・・・とヴィヴィアン。
二人で大笑い。
さらに一言。
“We are the trunk.”
「私たちは幹。」
カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所は、伝統的なヨーガの智慧を、何一つ変えずにそのまま伝えていくことを使命としている研究機関です。
そして、そのLineage(系統、伝統、流れ)をとても大切にしています。
ヨーガは決して希釈されてはいけない・・・。
ティワリジは、御自身の師であるスワミ・クヴァリヤナンダジの言葉をいつもおっしゃいます。
後で、合流したティワリジのお孫さんのイーラが、さらに一言。
“Root is Patanjali and Veda.”
根っこは、パタンジャーリとヴェーダ・・・と。
ティワリジから学んでいる私たちは、とても幸せだと思います。
そのLineageであり続けるために、日々実践あるのみです…。