現代心理学におけるスピリチュアリティ講座(第3講)~統合心理学 サイコシンセーシス

By 2016-02-16 Blog No Comments

統合・インテグラルとは・・・。
統合とは、いろいろな見方があって、それぞれの良さをそれぞれに感じることである。
真奈美先生がそれを説明する時におっしゃったたとえ話は、「男性と女性、どうやって一体となりますか?」
一緒になっている訳ではない(物理的に2人の人間なので、一体となれる訳ではない)が一緒と感じる…と言うこと。これが愛の存在。
メビウスの輪のようなものだ・・・ともおっしゃいました。裏と表があるが、2つであって、1つである。いつの間にか裏だと思っていたものが表になり・・・。

この話を聞いた時に、いつもティワリジがおっしゃっている
Unity in Diversity (多様性の中の単一性、違いの中の一貫性)
という言葉が、頭に浮かびました。
これが腑に落ちた理解になるということは、繋がりを感じる・・・ということ。
そう思えます。

癒しの根底にあるものは、全てを包み込むような大きく温かなものだと思います。
それを「愛」と表現するのかもしれません。

全てが正しい。
今、ここに居ていいという安心感。

今まで何度かブログにも書いたように、
それを感じた瞬間に、「今」という「点」でしかない一瞬が永遠になる。
これが本質的な部分の癒しであり、身体を超える・・・ということに繋がるのかな・・・と。

ヨーガの目的は、「自分は身体ではない何かである。」と気付くこと・・・と言われます。
実は、その気付きは、遠くかけ離れたところにあるものではなく、日々の生活の一瞬一瞬で感じている身近なものに違いありません。
ただ、それを見る目を自分でふさいでいるだけ・・・。

物事の視点を変えれば、どんな状況にあっても物事の違った側面を垣間見ることが出来る能力を生まれつき備えているのが人間だと思います。

ヨーガ・セラピーは、ヨーガの一番大切な部分を伝えることではないか・・・。

そんな気付きを与えてくれた、濃く貴重な講座でした。
講師の、尾崎真奈美先生に心より感謝申し上げます。

そして、この学びを一緒に楽しんでくださった、参加者の皆さんにも心より感謝致します。
有難うございました。