「死にゆく人とともにあること」~朝のガイド下瞑想 Morning Reflective Practice during BWD training course

By 2016-06-20 Blog No Comments

Dying and Living.
Suffering or Pain and Joy, etc.
Directly-opposed conditions are always there at the same time like being hand in hand. When you realize the fact, you can accept both as each of them has the same values, I felt.

毎朝7時半から1時間、ジョアン老師によるガイド下瞑想がありました。テーマは「死」
2日目(22日)は「死」に関する9つの事実…という実践を体感しました。
これら9つ全ては私にとって、今まで臨床の現場や、ヨーガ哲学を通して学んできたことばかりです。

13240751_1090631254312514_4490570419502056800_n

ティワリジが何度もおっしゃるように、intellectual understandingとpractical understandingは全く違います。
頭で「聞いたことがある」「知っている」と考えることと、それを腹の底から納得出来ているかどうかは、全く別。

緩和ケアに携わることで、ヒトは本来、困難な状況にあるときでも発揮しうる素晴らしい可能性を持っているということに気づかされてきました。
「死」を目前にしている人々に接することで、かけがえのない、それこそ一期一会の経験をいただいていると感じます。それは、生きること・死ぬことに関するたくさんの気づきを与えてくれます。
「死」に本気で向き合った人は、その瞬間を本気で生きることになります。
時間の感覚がない状態。
「死にゆくこと」と「生きること」
「苦しみ」と「喜び」
相反する2つの状態は常に表裏一体で存在し、その事実に気づいたとき、その両方が同じ重さ(軽さ)で受け止められるような気がします。

自分が生きがいに感じることは何なのか。
何をやっていきたいのか。

このコースで、自分にとって今必要なことを向き合う環境とサポートをいただいていました。
感謝。