8月9日「特別支援教育に活かすヨーガ体験」

By 2018-08-10 Blog No Comments

8月9日は、越前市文化センターで、福井県内で特別支援学級を担当されている30名の教師の方々に、ヨーガをお伝えしました。
タイトルは「教育活動に活かすヨーガ」
少し早めに会場入りして、参加される先生方がお一人お一人会場に入ってくる姿を眺めていました。「今日私が皆さんにお伝え出来ることは、何かな~?」と思いながら。

最初から5人ずつの小グループを作って下さっていたので、最初に自己紹介をかねて、皆さんが教育現場でどんな困難に向き合い、何を求めてここに来たのかを手短に話し合って頂きました。その後、グループ毎に話し合いの要点を発表して頂きました。本当に大変な思いをされながら子供達に向き合い、模索されている先生方。まさにコンパッションが必要とされる現場だと感じました。
ヨーガ的なお話と、アプローチの仕方を盛り込みながら、伝統的なヨーガの基本について説明。
一通り皆さんが知りたいことにお答えして、いよいよヨーガの実践です!

伝統的なヨーガをシンプルな動きの中で体感して頂きました。
時間が経つのは早い!笑 (全部で2時間の講座でしたが、また10分ほど時間超過してしまいました。いけませんね・・・)

すでに先生方がお持ちの経験と知識を、向き合っている子供達に合わせてどう引き出すか。
困難な中で頑張っている方々にヨーガを伝える時、やっぱりGRACEのコンセプトをお伝えしたくなります。

最後にもう一度、同じ小グループでシェアリングをしていただき、短い時間ではありましたが、興味深い気づきや体験をして下さったようです。少しだけホッとしました。多岐に渡るご希望と期待を聞いてからのクラスは、ハードルが高くなりますね。遣り甲斐もアップしますが、ドキドキ感もアップでした。笑

今回はどちらかというと、特別なサポートを必要としている子供達に向き合う先生方自身のケアとしてのヨーガをお伝えすることがメインになりました。
子供に対するヨーガは、Yoga Ratna主宰の大滝涼子さんが実際にクラスを提供されていて、ヨーガを子供達に提供したい人向けのワークショップも開催されています。
今年11月に金沢で講座を開催されるそうですので、興味がある方は、是非チェックしていてくださいね。

カイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所のモットーである 
“Yoga for the World” 「世界中の全ての人のためにヨーガを」
これからも、必要としている人々にヨーガの効果を感じて頂けるよう、真摯にお伝えして行けたらと思います。
このような貴重な学びの機会を与えて頂きました、福井県特別支援教育研究連盟の役員の方々、実際に何度も連絡を頂いた担当の九谷先生、有り難うございました。