山本邦子さん(私の不調の原因を、身体から読み取り、調整して下さった方、A-Yoga主宰、アスレティック・トレーナー)の技術と知識は素晴らしいです。
でも、私が今から努力して、彼女のようになれるかというと、そうではなく、
また、私がそれを目指しているかと言うと、そうでもありません。
本当に必要な時には、やっぱり自分でなんとかしようとするよりも、彼女に診てもらいたいと思うだろうし、
私の元に来た方で、彼女の施術が必要と感じた方には、彼女を紹介すると思います。
それは、今の自分の状況にも当てはまります。
現在、いろいろな会場で、少なくはない数の方々に、
プラーナーヤーマをベースとしたセラピーにつながるハタ・ヨーガをお伝えしています。
伝えて、何をしたいのか・・・、自分??
私が邦子さんに対して感じたのと同じように、
伝えることで、私と同じような人を作りたいわけでは決してないし、
それは「私」が伝える限り、どんなに知っていることを言葉で惜しみなく出して表現しても、無理だと思います。
なぜなら、私が医師として20年以上臨床で経験してきたベースの上で、感じてとらえてきたヨーガだから。
では、何をしたいのか?
それは、受け取ってくれた方が、
体感して、
自分で「あ、これ!」「あ、良い!」と感じたことを、
それぞれの生活や、ヨーガを伝える活動の中に自由に取り入れていっていただきたいということ。
全ては、変わりゆくもの・・・。
この気付きに関連して、次は、今までチャンドラに来てくださった方、学び続けて下さっている方に向けての私の想いを綴ります・・・。つづく