みなさん、ナマステ〜。
今日からパンチャカルマのトリートメントが実際に始まりました。初日にドクターからカウンセリングで受けた処方を基に、1日の午前と午後に平均して一回ずつトリートメントを受けます。具体的には、オイルを使って頭や足、全身をマッサージしてもらうものや、煙を鼻から大量に吸い込むことによって目や鼻からの体液の排泄を誘発するもの、など、普段の西洋医学の治療ではあまり目にしないようなアプローチがとても新鮮に映ります。他にもアーサナやプラーナヤーマの参加、管理された食事の提供など、隅々にまでパンチャカルマの精神が反映されたプログラムになっています。
カラダを体外からだけではなく、体内からも浄化していくこと、それによってカラダだけではなく精神にも影響してくることをドクターはよくお話しされています。そしてその中で自分自身の魂、スピリットとのつながり、また自然や生命の存在とのつながりを獲得していくことがパンチャカルマで達成されてくる一つである、ということも伝えてくれます。ただそれ以上に、このインドという国、カイヴァリヤダーマという場が生み出すエネルギー、そこに関わる人たちのサポートの中でしか感じられないカラダや精神の変化をどのように感じていけることができるか、ということがここで行なっているパンチャカルマの素晴らしさなのでは、と思います。普段あまり感じないカラダの変化の中に戸惑いや喜び、心地良さや痛みを感じている参加者の皆さんが残りの日数でどのようにプロセスを踏んでいくのか楽しみです。
明日はまたどんな報告ができるでしょう。考えずに、感じるままに、こちらの様子を引き続きお伝えしていきたいと思います。
伊藤彰典