補完医療としてのヨーガ:基礎講座 & “Being with Dying”

今日は、チャンドラスタジオで、補完医療としてのヨーガ:基礎講座③を開催いたしました。
午前の実践から、午後のレクチャーと実践の全てに、先月サンタフェで参加した、Being with Dying「死にゆく人と共にあること」のトレーニングコースで体験したことを盛り込んでインストラクション・説明を加えていきました。

午前のプラーナーヤーマの実践では、
準備のエクササイズで、自分でも予想していなかったところで、Strong back & soft frontのインストラクションが出てきてビックリ。
でも、それが自分の理解を深める気づきにつながって、一番最初から良い流れでのクラスになったような気がしました。

実践クラスの最後に約30分、「死」に向き合うガイド下瞑想を体感していただきました。
インストラクションしてみて気づいたことが…。
この実践は、提供者側が参加者のことを把握しているべきであること。
体感していただいた後に、フォローできるような配慮をすべきであること。

今回の講座は、おひとり以外の全員が、チャンドラの講座に何度も参加してくださっていた方々でした。そして、初めての御一人も、医療関係者。訪問看護で緩和ケアに携わっている方だったことから、この瞑想のテクニックを体感していただくことを決めました。
クラス終了後、約10分ほど沈黙の時間を設けて、静かにご自身との対話をしていただきました。この「沈黙」は、私自身がサンタフェのトレーニングコースで必要な時間だったと感じたもので、皆さんにもそれを感じていただこうと思いついたものです。

お昼の休憩の時、カウンシル方式で皆さんの感想をお聞きすることが出来ました。
いろいろと感じてくださったようですが、逆に皆さんの言葉と体の反応のギャップなども垣間見れたりもして、とても興味深い時間でした。
トレーニングコースが、最低でも1週間必要だという理由が分かったような気がします。

今日のランチは、簡単な軽食をスタジオでご用意致したのですが、差し入れなどもあって、なんだか満足出来ちゃいました。私だけかな…笑 有難うございました。

午後からは、ヨーガ・セラピーの参考本をまとめながら、瞑想についても最近学んだことをシェア。
そしてGRACEの紹介。
(この時間は言葉での説明だけになりましたが、その一部を、次のヨーガの実践で体感していただきました。)
レクチャーの最後にまたまた「死」をテーマにしたガイド下瞑想。

そして、1時間半のハタヨーガの実践。
身体を感じ、心の変化を感じ、思考を観察する・・・。

今日、皆さんにシェアするという形で、学んだことを自分からアウトプットしてみて感じたことは・・・。
私自身が、実践を通じて、もっとより深くGRACEを理解すべきだということ。

学びはいつでもどこでも得られるもの、
それに気づく、開かれた目と心を持ってさえいれば。

7月31日(日)にチャンドラで、今日と同じように「生と死」をテーマにした実践中心の講座を開催いたします。

8月11日の東京講座でも・・・と昨日までは考えていましたが、それは今の私には適切ではないと、今日、感じました。
ですので、8月11日の東京では、GRACEのご紹介は少し入ると思いますが、「死」に向き合う実践は致しません。
ご興味がある方は、是非、福井の講座にご参加くださいませ。

7月31日(福井)と8月11日(東京・渋谷)のワンデー・ワークショップの詳細は、今月末までに発表致します。
10月7日~10日のカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所からお招きするニーラジ先生・ワークショップの告知も今月中に致します。(ラストスパートか。笑)

今日、ご参加くださった皆様、
私自身、たくさんの気づきを皆さんからいただきました。
有難うございました。