プラーナーヤーマは、「呼吸」という身体の動作の調整を通して、心に働きかけていくものです。
その過程では、身体を操作するがゆえに、心にもいろいろな変化が生じてきます。人によっては、繊細で傷つきやすい状態を通過することになるかもしれない実践・・・と言えるでしょう。
それをまたその人本来の強さの備わった状態に導いていくのが、教える・・・ということ。
その過程では、出来る限りアヒムサの態度でいなければならない・・・。
ヨーガの根底にある重要なことは、ヤマ・ニヤマという自己の規律です。
「病気」の状態も、まさに同じことが言えると思います。
繊細で、小さな言葉も、簡単にその人を傷つける原因になりうる状態・・・という意味において。
ヨーガセラピーのベースにあるべきものは、ヤマ・ニヤマ。
その「母」と言われるのが、アヒムサ(非暴力)です。セラピーとしてのヨーガの講座を今年4月以降に開講する予定ですが、そちらで詳しくお話していこうと思っています。
(どうぞお楽しみに。)
呼吸法は、ある程度テクニックをしっかりと学ぶことが重要です。
テクニックにこだわり過ぎない・・・ということはとても重要ですが、それが腑に落ちた理解として感じられるためには、十分にテクニックをマスターする必要があります。
自分の実践がどの段階にあるのか。
そこから何を感じ取るのか。
テクニックにこだわる段階もあり、そうではないところで何かを感じる段階もあり、全てが「あり」で間違いは何一つありません。
その開かれた道が実践的な哲学である、ヨーガ哲学・・・
そう、私はティワリジをはじめ、カイヴァリヤダーマの先生方から学んできました。
その学びを、クラスやワークショップの中で参加してくださる皆さんと一緒に共有していきたいと思っています。
気付きのきっかけを与えてくれた素晴らしい友人と共に、コラボ・ワークショップをさせていただけることに感謝します。
詳細はこちら
今回は、暗闇の中から光が見えて、彼には手をとって引き上げてもらえたような感謝の気持ちでいっぱいです。笑
(Yoga Sutra I-33のカルナ・・・ですね。笑)
今年の課題は、Speak sweetly. Loving speechです。笑
今朝、唱えたくなったマントラです。
Om Asato Maa Sad-Gamaya |
Tamaso Maa Jyotir-Gamaya |
Mrtyor-Maa Amrtam Gamaya |
Om Shaantih Shaantih Shaantih ||
アサトー マー サッ ガマヤ
タマソー マー ジョーティール ガマヤ
ムリットョルマー アンムルタン ガマヤ
オーム シャンティ シャンティ シャンティヒ
Meaning:
1: Om, (O Lord) Keep me not in the Unreality (of the bondage of the Phenomenal World), but lead me towards the Reality (of the Eternal Self),
2: (O Lord) Keep me not in the Darkness (of Ignorance), but lead me towards the Light (of Spiritual Knowledge),
3: (O Lord) Keep me not in the (Fear of) Death (due to the bondage of the Mortal World), but lead me towards the Immortality (gained by the Knowledge of the Immortal Self beyond Death),
4: Om, (May there be) Peace, Peace, Peace (at the the three levels – Adidaivika, Adibhautika and Adhyatmika).